短編小説

趣味コラム

短編小説 『噂の男』

 時は戦国、豊臣による天下統一が目前に迫った頃。ある小さな大名家の城下町では、ひとつの噂が流れていた。「近頃この辺りの村に一人の男が出没し、気に入った娘を攫って行くらしい」 どこからともなく伝わったその話によると、その男は腰に刀を携えた侍...
趣味コラム

短編小説 『時をかけるライター』

 過去や未来を行き来することができる力、テレビや漫画で知り、一度は憧れたことがある人も多いのではないのだろうか。 どうやら僕にも同じ力があったらしい。とはいえ、小さい頃に思い描いていたような自在な力からは程遠かったが。  昨晩、バイ...